まーぼうの書きたいことをたらたらと

研究したりゲームしたり作ったりの日記

【S12シングル】脱出炎ケンタロス軸【最終2693位(1802)】

お疲れ様です、まーぼうです。

11月シーズンはシャニソンにハマっていて対戦数が少なかったですが、納得のいく構築ができたので久々に構築記事を書いていきます。

構築経緯

レギュC,Dにおいてずっとワタッコを使った構築を使ってきたが、その構築に脱出インファの炎ケンタロスがたびたび入り、尚且つ使用感も良かったので、いっそのこと炎ケンタロスを軸に構築を組むことにした。

脱出パック&インファイトで対面操作ができる炎ケンタロスが現環境の中心ポケモンに対して何ができるかをまとめてみると、

  • 炎ポン、悪ラオス、パオジアン、ハッサム辺りは後出しから遂行可能
  • カイリュー、トドロクツキ相手は鬼火&威嚇でサポート
  • 岩ポン相手には脱出インファでHP1にした上で後続に繋げる
  • サーフゴー、イーユイはテラスしないなら遂行が可能
  • ガチグマ、ディンルーには上から脱出インファで削り&対面操作
  • 水ポン、水ラオスは威嚇を入れた上で水技を誘える
  • ハバタクカミには基本的に無力

となった。このことから考えると、後続に水受けができるチョッキアタッカーがいれば、初手に炎ケンタロスを置いた上で、炎ケンタロスが苦手な水ポン・水ラオス・ハバタクカミに後出し展開することで、テラスに頼らずに大体の初手対面に対応できることに気づいた。この条件に合致するポケモンが何体かいたので色々試したが、特殊耐久と火力が高く、水耐性もあり、苦手な相手が少ないHAチョッキ威嚇ギャラドスと組ませて構築の軸とした。

この2体だと上から圧力がかからず、役割集中によって突破されかねないので、高速アタッカーをこの軸に添えることを考えた。そこでSブーストやスカーフ持ち以外に上から圧力をかけられ、水ラオスや水ポンにもタイプ上強い鉢巻ドラパルト、カイリューにテラスを誘発させやすい積みエースとしてHBベースのSブースト瞑想ハバタクカミを採用。

ラスト2枠はずっと悩んでいて迷走していたが、ツツミ・キョジオーン対策のHCベースマントエンペルトと、受け崩し&対面駒として信頼を置いているHBベースのノマテラ根性ガチグマにした。

できた構築は下記のようになった。

たまたま一致テラスが多い構築になったことで、切り返しのテラスタルが存在しない場合が多かったので、早めにテラスを切って一致テラスの火力を用いてテンポを取るのが大事な構築になりました。久々にレート1800に行った上に立ち回りもそこまで苦しくなかったので、環境上位に対して動きを予め固定化できる2体の軸を用意するのは大事だと感じました。

詳細の結果は下記の通り。構築はおまけの項にいるポケモン等も試しながら回しているので、あまり固定化されていないです。

メイン

サブ

コンセプト

  • 脱出炎ケンタロスで素早く試合のテンポを取る
  • 軸の対応範囲を信じて、一致テラスによる火力の押しつけで試合序盤に数的有利を取る
  • テラスを切った際に役割放棄しない

個体解説

ケンタロス

175(196)-157(100+)-126(4)-x-91(4)-146(204)

テラスタイプ:炎

A:H191B112セグレイブをインファイトで確1
S:最速カイリュー抜き
BD:振り分け
H:残り

調整やテラスタイプは適宜変えているが、レギュAの頃からたびたび使っている技構成の炎ケンタロス。脱出パックにより対応範囲が広い。脱出パックはインファイトを打ち逃げするのに使うだけではなく、霊獣ランドロスとの初手対面を威嚇を撒いて交代することで有利対面にできるという側面もある。後発からクッションとして運用しても活躍するが、ランドロスの威嚇対策や、ガチグマを削ってからチョッキ持ちに引かないと2回目以降この動きができないことから、先発に置いた方が強い印象がある。

パオジアン、炎オーガポン、悪ラオス辺りに後出しから遂行できるが、相手もそれに合わせて引いてくる。ただ、炎闘の技範囲に退ける相手が少なく、カイリュー・水ラオス辺りがよく出てくるので交代読み兼炎ポン以外には居座られても刺さる鬼火がとても強くかつ安定択になりやすい。この動きのお陰で試合の序盤でテンポを取れることが多く高い勝率に繋がったと思っている。

テラスは炎。水ラオス対策の水or草or龍、カミと飛行対策の鋼、等テラスタイプの候補は多いが、炎も便利で

  • 飛行弱点を消して鬼火を撒ける(対トドロクツキ、カイリュー
  • 妖半減&火力増強でハバタクカミへの切り返しが可能
  • サーフゴーへの遂行火力不足を補う
  • 超弱点の削除によるイーユイ対面の切り返し

が可能なのが便利。尚且つ軸が「炎ケンタロスギャラドスの対応範囲の広い受け」というのもあり、炎耐性を残しておかないと炎ポンパオジアンに遂行できないので切り返しのテラスを切りづらい。炎テラスなら切り返しの要素を持ちつつ役割放棄にもならないのでテラスタイプとして優秀だと思う。このポケモンを炎テラスで使うようになってから、個人的にタイプ受けのポケモンは不一致テラスを下手に採用すると役割放棄を起こして負ける試合が増えると思うようになったので、積極的に不一致テラスを採用する必要はなく、それよりかは優秀なタイプの一致テラスを採用して

  • ある程度の切り返し性能の獲得
  • 崩し性能の向上
  • 役割放棄を可能な限り避ける

をすれば良いのかなと思った。勿論、元が弱いタイプだったり、テラス前提のポケモン、高速アタッカー・技範囲が欲しいポケモン辺りであれば不一致テラスによる行動回数の確保は強いと思います。

扱う際のコツとしては、役割範囲は物理全般に戦え、サーフゴー等一部の特殊アタッカー相手にも技範囲のお陰で戦えるという特徴がありますが、体力回復ができない影響で欲張ると役割集中して沈みがちなので、選出段階で役割を絞りおきつつ、鬼火・脱出インファ・一致テラスレイジングブルを用いて素早くアドを取って数的優位の確保・相手の選出の割り出しを行なって正しく捨ての判断をするのが大事かと思います。特にサーフゴーはこちらを削る性能が高いので、有利対面でも引くことが多かったです。相手も引いたりやテラスを切ったりする可能性も高いので、交代順によるSラインの見極めや型判別が大事かと思います。

対イーユイは殆どサイコキネシスを持っているのが分かったので、ケンタロスでは相手できないのが最終日近くになって分かった。オバヒとか撃たれても痛いので、なるべく相手にしない方が無難。

この通りこのポケモン現環境に相当刺さっていると思うのですが、何故マイナーなのかは結構分かりやすく、水ラオスと特殊アタッカーに弱いという性質を持っていて、両方に強い高相性なポケモンが環境上位ポケモンに存在しない(そもそも物理の崩し最強の水ラオスと粒揃いの特殊アタッカーを両方受けるのは困難)のが原因だと思いました。単純に構築を組むのが難しかったです。悪ラオスと水ラオスの選出画面での見た目は同じなことから、選出画面にウーラオスとハバタクカミが両方いる構築が多いので、専用構築を組んでちゃんと選出させられるようにしないと腐りやすいように思いました。

語れることが多すぎる、単体解説記事を別途用意した方が良いかもしれない……

ギャラドス

201(244)-194(252+)-100(4)-x-121(4)-102(4)

A:特化
BD:振り分け
H:残り
S:あまり

高いD耐久・そこそこの火力・水耐性を持つ、という炎ケンタロスの相棒に欲しい要素を兼ね揃えたポケモン。威嚇も偉く、炎ケンタロスとのW威嚇で多くの物理アタッカーを見に行ける。選出した際は、威嚇とチョッキによる高い耐久力と、A特化による火力とドラテによって対面を倒すか流すかしていくと良い。ドラテが無いと竜舞カイリューの餌になるので、ドラテの活躍の機会が多い。有限ポケモンなので炎ケンタロス同様、選出段階で役割対象を絞ることと、素早く数的優位を取って相手の選出を確認するのが大事。ケンタロスもそうだが、威嚇クッションとして使えるのでHPが少なくなっても簡単に捨てないほうが強いことが多い。

ラオスとカミが役割対象だが、実はそこまで安定しないという問題がある。水ラオスには非テラスでの遂行技がなく、カミはメガネテラスムンフォで確2を取られる。またカミに後出ししていくので麻痺バグの被害に遭いやすく、2回以上麻痺って事故る事が多い。カミが挑発を撃ってくれる事もあるのでそこを咎められて助かる事も多かった。稀に10万持ちがいて、簡単に突破されてEasy Loseになる(2敗)。ドラテもたまに外す。このように事故も多いが、事故らなければ普通に活躍してくれるので使用感は良かった。

ステロがキツいが、カバやディンルーについては挑発持ちの印象が強いのか選出されづらい。逆に負けん気を利用できるコノヨザルや毒化粧を発動しつつ岩打点で弱点をつけるキラフロルはよく先発に出てくるので、処理ルートを確立しておきたい。

ハバタクカミ

154(188)-x-107(252)-156(4)-156(4)-179(60+)

テラスタイプ:水

S:最速オーガポン抜き
B:全振り
CD:振り分け
H:残り

よくいる調整の瞑想カミ。積んで全抜きを狙う……が瞑想カミの突破方法が周知されすぎていて1vs1に勝つだけになることが多かった。ドレキの枠は元々痛み分けだったが、エース性能を高めるためにHPを満タンに保ちやすいドレキを回復技として使うことにした。

テラスタイプは水流連打を半減できる水にしたが

  • 麻痺で止まらず、飛テラ鋼テラの両方に耐性を付けられる電
  • ドレキの回復量が増し、不意打ちの縛りから逃れられる可能性が高くなる妖

辺りの方が良さそうに感じた。

元々ケンタギャラドスでサイクルした後、最後にスイープしていく運用をしようと思って採用したが、運用していて微妙に感じることが多く、構築の改善ポイントの1つだと思っている。ただエース性能を求めるカミの運用方法・調整・型についてイマイチ分かっていない感があるので勉強が必要だと感じた。

ドラパルト

163-172(252)-95-x-96-213(252+)

テラスタイプ:龍

S:最速
A:全振り
D:あまり

ラオスに強く上から圧力をかけやすいエース枠。警戒度が低く鉢巻テラスドラゴンアローがよく通り、先発に出してすんなり1枚持っていくことが多かった。ハバタクカミに対して後出しが安定するチョッキギャラドスがいることで安心してカミ入りにも選出することができたと思う。ギャラドスが対処できないメガネ一致テラスカミに対しては上からゴーストダイブで縛れるのもあって高相性だった。

キラフロル入りへの回答ポケモンであり、H振りキラフロルであればテラスアローで78%位で確1が取れるので、毒毒菱を撒かれるのを覚悟で1体を素早く持っていき、後続も絡めて短期決戦を心がけた。襷もチョッキも同じように対処できるのが非常に助かった。

また、カイリューやトドロクツキ相手に上からドラゴンアローを撃つ動きも強かった。テラスで対処されることもあるが、鋼テラスであれば切らせた時点で炎ケンタロスが通るようになるのでシナジーがあった。妖テラに対する回答がないのは良くなかったが、そもそも環境に妖テラが少なかったように感じた。

不意打ちは全く撃たなかったのでピンポイント対策の技を入れて良さそうに感じた。サイコファングも入れてみたがこちらも一切撃たなかったのでいっそ呪いとかでも良いかもしれない。

エンペルト

186(212)-95(0-)-108-176(228)-130(68)-80

テラスタイプ:草

HD:C176テツノツツミのフリーズドライ3.8%乱3
C:11n、テラス草結びでH207D111キョジオーンを確1

珍しい非チョッキのアタッカーエンペルト。ツツミとキョジオーンを対策しながら、カミやガチグマ、イーユイにも比較的強め。先制技によって対面性能を確保しながら、炎ケンタロスの脱出インファからブラッドムーンに受け出しする動きも想定してノーマル耐性を持つポケモンを採用したかったので、エンペルトでないと任せられないと判断して採用した。

ピンポメタのため選出率は低かったが、ツツミ入りには後出しからツツミを良く倒してくれた。油断しているキョジオーンも結構しばいた。別の構築で同じ型を使った際に水ラオスが後出しされやすかったので、交代読み草結びで咎める動きができれば強いだろうなと思う。テラスして倒しに行っても良いかもしれない。

ガチグマ(原種)

235(236)-179(20+)-132(52)-x-109(68)-87(132)

S:4振りハッサム抜き、S-1準速イダイトウ抜き
A:H183B116ガブリアスを空元気で確1
HD:C205ガチグマのテラスブラッドムーン確定耐え
B:残り

耐久重視で努力値を振って、火力はガブリアスを倒せる程度に抑えた型。火力を絞ってもガブをワンパン程度の火力が出るのが冷静に考えておかしい。耐久がバケモノ級で、特化ラオスの水流連打が0.9%乱1なので、ウーラオスを無理矢理倒してもらう場面が結構あった。火力が足りない場面ではノマテラを切って火力を補っていた。暁ガチグマが流行っているが、こっちも大概強すぎる。なのだが、水ラオスの一貫ができてしまうので、ここを「崩し性能と対面性能が高い」を満たす後述する水ポンに変えると構築が完成するはず。

「崩しができて対面性能も高い」枠として採用していた。ステロ欠伸展開もこいつ1体で完封できる。DLCでの撃ち落とす習得によってアマガ対面を解決できてしまった(このことはあまり知られていない)ので、受けループにも相当強い。ゴツメカイリューも岩石封じによって羽ゴツメでの対処を許さないようになっていて、ゴツメカイリューで受けようとする相手は楽に突破できる。そのため、対カイリューやトドロクツキについては水ポンよりガチグマの方が強い。電気技の一貫を切れるのも便利。

選出

ケンタロスギャラドス+カミorドラパ

基本選出。軸2体でサイクルを回しながら、通せる盤面が来たらエースを通す。通りの良いエースを選出する。

先発ケンタロスギャラドス+ガチグマ

こちらもよく行った選出。カイリューサフゴ等、耐久ができるスタンパに対してはガチグマを選出する。脱出インファからの対面操作でガチグマの火炎玉を発動させるため、ケンタロス先発が多い。

先発ドラパルト+@2(ギャラドス優先)

対キラフロル構築。初手テラスアローでキラフロルを突破する。ステロは撒かれず毒菱が撒かれる展開になるのが多いので、ギャラドスが優先して選出されやすい。

エンペルト+@2

対ツツミ入りの選出。物理受けを用意するために炎ケンタロスが出ることも多いが、地面が多い相手ならギャラドスの威嚇で無理矢理受けることになる。

厳しい相手

PTを最終日まで変えながら回した影響でサンプル数が少ないが、特に印象に残っているのは下記。

ラオス(+カミガチグマイーユイサーフゴー)

ギャラドスとドラパルトがいても依然重い。そもそもギャラで水ラオスを見ると特殊アタッカーへの対応ができなくなって役割集中で負けかねないので、役割関係の見極めが難しい。水ポンが構築に入っていると多少ラクになる。

飛テラカイリュー

ケンタロスと偶発対面して威嚇と鬼火を入れるか、削られていない火炎玉発動のガチグマを対面させないと全員破壊される。抗うけど大抵無理。

クロバットトドロクツキ

カイリューと同様に厳しい。ただ出されたタイミングで型が分かるので、ケンタロスに炎テラスを切って無理矢理鬼火を入れて難を逃れることが多かった。ガチグマで殴り合っても勝てる。

イイネイヌ

ケンタロスで上から鬼火を入れようとも突破手段がなくて止まらなくなりがち。ケンタロス+水ポンの選出ができればまだなんとかなる可能性があるが……

電気技持ち特殊アタッカー

たまーにいる10万カミ、放電ドクガのこと。無理。

サンダーとかレジエレキがいる場合はガチグマを選出できるので問題なし。

おまけ:他に試した炎ケンタロスとの組み合わせ

10月末に原案として作っていたものをしばらく回していたので、こちらもメモ。

オーガポン草

185(236)-169(108+)-105(4)-x-117(4)-150(156)

S:準速ウーラオス抜き
HD:C187ハバタクカミのテラスムンフォ確3
A:残り
B:あまり

元々ギャラドスの枠に入れていたチョッキ枠。対カミ・水ラオス・ガチグマ性能が非常に高い上にスイーパーになれると優秀だった。毒テラの水ラオス・ガチグマがネックだったこと、スケショカイリューやトドロクツキに弱いこと、イーユイが厳しいこと、が欠点だったが、それ以上に「水ポンを構築に同居できない」点が致命的だったので途中で泣く泣く解雇。最終的に水ポンを構築から抜きましたが、ギャラドスにチョッキを持たれたので結局復活できませんでした。カミ・水ラオス・ガチグマへの対応力の高さはピカイチだった上に、ツツミにも普通に勝てるので強いと思います。

対カミについては、眼鏡テラスムンフォだったら確2を取られるがテラスを切れば上から確1を取れるので問題なし、エナジーカミであればテラスを切らずにウッドホーンでネチネチやっておけば倒せると対策としてバッチリだった。何より受け出し時の不意の能力ダウンを負けん気で美味しくいただけるのが強く、テラスを切ってA+2S+1のバケモノが簡単に生まれていた。

じゃれつくの枠は岩技でも良いのかなと思っているが、肝心の強い岩技がないのが残念

オーガポン水

187(252)-168(100+)-116(4)-x-117(4)-138(60)

テラスタイプ:水

S:準速サーフゴー+2
HB:A200連劇ウーラオスのインファ2発をウッドホーンの回復込みほぼ2耐え
A:残り
D:あまり

下記の構築にあった水ポンの調整と技をそのまま採用。

almond-beginer-1500-ibaru.hatenablog.com

ケンタロスギャラドスの威嚇サイクルで物理アタッカーを牽制することを考えた際に、水ラオスに安易に水流連打を撃たれやすいので、水の一環を切る役。威嚇のお陰で交代読みのリスクを低減できたり、テラスを早々に切ってDを上げることでチョッキ役の代わりになれたり、単純に対面駒として運用できたりと、ギャラドスより炎ケンタロスの相棒の適性があったように思える。

やどみが型にしたのは特に理由はなく、初めて育てた型がやどみが型だったからであるが、鬼火威嚇を起点に身代わりを残せたり、鬼火と宿木を合わせることで定数ダメージでカイリューに抗えたりと便利なことが多かった。電磁波祟り目の耐久サーフゴーやキョジオーンに対しても身代わりが残しやすいので強かった。

このポケモンの使用感としては、回復技のありがちな耐久ポケモンに対しては低火力を起点にやどみがで嵌め、流し際にツタこんぼうを叩き込む動きが強い。火力のあってハメ性能も高いやどみが使いは強いなと感じた。十分な火力・B振りによる物理耐久・テラスによるD耐久を元にした対面性能の高さや、やどみがの定数ダメージと火力・一貫性のある水ツタこんぼうによる崩し性能のお陰で多くの構築に仕事できたり、水の一貫切りをするのにも役立つポケモンだと感じた。

構築記事を書いた時点でこのポケモンが最後に構築に入っていたと勘違いするくらいには有能だったが、カイリューorトドロクツキが重かったからガチグマを最後に入れたのだと思われる。ガチグマとどちらを採用するかは好みだと思うくらいには強いし、来月もルールが同じなら炎ケンタロス+水ポンから構築を組み直した方が良いと思われる。ハバタクカミ+ガチグマ+ウーラオスが選出画面にいるなど、ギャラドスの過労死が目に見えている時や崩し役が欲しい際に軸と一緒に選出した。

ランドロス

165(4)-130(0-)-110-167(252)-100-168(252+)

S:最速
C:全振り
H:あまり

ドラパの枠に入っていた高速アタッカー。炎ケンタロスと草ポンを軸にしていた時に活躍していて、相手の毒テラスを利用して大地の一貫を通していた。霊獣でなく化身を使ったのは対水ラオス性能のためで、テラス大地で無振りウーラオスが飛ぶ上に、サイキネなら耐久振りにも対処でき、スカーフでも上を取れるので、試合序盤にウーラオスを撃破しやすかった。地面の一貫を切れるのも良かった。

ただ、大地やサイキネを打った後に無効化タイプに起点にされることが多いのが辛かった。また、キラフロルが増えるに従って挑発大地、草テラにはヘド爆で対処という動きをしたくなったため、対ステロ要因として下記の型で途中から採用することになった。(その代わりにドラパが入った)

(配分は臆病CS)

ただ、ギャラドスがいる影響でステロ要因が初手出てきづらくいらない子になったこと、ドラパでキラフロルは対処できること、ツツミが重すぎだったことが分かったので、解雇してエンペルトを入れた。

ここまで読んでくださりありがとうございました。