まーぼうの書きたいことをたらたらと

研究したりゲームしたり作ったりの日記

明日発売の「ファイアーエムブレム 風花雪月」が楽しみなだけ

こんばんは、まーぼうです。 ここ3日夏風邪で動けませんでしたが、今日ようやく動けるようになったので久々に出かけました。 外に出れるってやっぱいいですね。

さて、今日7/25は何の日か。答えは簡単、

ファイアーエムブレム 風花雪月」の発売日の前日です!

今年1番楽しみにしてたので、ひたすらこれについて書いていきたいと思います。書き殴りになって読みにくい文章になると思いますが、ご承知を。

www.nintendo.co.jp

ただのファンの戯言で、推測が大量に含まれてます。動画の内容とかを参考に色々書いていくので、「動画すら見ないで楽しもう」レベルの方にはネタバレになる可能性があります。発売前情報を仕入れたくない人は特に注意です。推測を見るのも嫌という人も含めて、ブラウザバックを推奨します。

ちなみにファイアーエムブレムシリーズはよく「FE」と略されます。この記事でもどんどん略していきますよ。

前置き:なんでそんなFEが楽しみなのか

FEプレイしたことないよ!みたいな人はここさえ読んでくれれば良いです。良いところを箇条書きでまとめてみました。

  • FEは戦略シミュレーションRPG(SRPGと略されます)ってジャンルのゲームです。ポケモンのようないつものコマンド形式のRPGとは違って、地形を含めた幾何的な戦術を駆使して戦うのが特徴で、攻略に工夫の余地がたくさんあって楽しいです。
  • ゲームとしては難しめ。だからこそ育成が大事になってきます。ユニットの特徴を見出し、将来を見据えて戦略的に育てていき上手くいった時は凄く快感です。また、思いもよらぬキャラが意外な活躍をしてそのキャラを好きになるなんてこともしばしば。
  • 難しめですが、その分初心者を救済するシステムがSRPGの中では随一なので、誰でもじっくりと試行錯誤を楽しみながらマップを攻略できます。また、静的なゲームなので、アクションゲームで必須なキャラコン能力は必要ない面も含めてゲームに馴染みのない人でもオススメですよ。
  • たくさんのキャラクターが登場しますが、みんなが個性的です。たくさんキャラが出てくるのがSRPGあるあるですが、この数のキャラを登場させつつ味方キャラはほぼ全キャラの魅力がゲーム中に堪能できるのは、支援会話システム等のおかげで目立たないキャラでもたくさんの描写があるこのゲームならではです。
  • 上記の「攻略の手応え・楽しさ」「育成の重要さ・面白さ」「キャラの魅力の深さ」の3つがガッチリ噛み合っているのはこのシリーズならではの特徴なんじゃないかなぁと個人的に思っています。噛み合ってるおかげで、攻略に対するプレイヤーのこだわりをとことんまで深める事ができます。
  • 音楽が基本的にどの作品も印象的です。サントラは毎作売れ行きが良いんじゃないでしょうか?
  • 大体のシリーズ作品はグラフィック演出も素晴らしいので、今作も印象的なゲーム体験を楽しめると思います。

語り尽くせないので簡単にここまでにしますが、FEは良いゾ! 前置きはここまで、あとは個人的に書きたいことを書きなぐります。

楽しみポイント:据置FE新作が個人的に初めて

個人的な話なんですが、自分でゲームの情報を見つけてゲームを買うというのをしたのは大学入ってから(=5年前)なんですね。その後に出たFEって「FE if」(3DS)と「FE Echos」(3DS)だけなんです(「#FE」と「FE無双」もありますが、あれは外伝作品だと思うので今回はカウントしてません)。なので「高画質で大きなテレビでどっしりと構えながらFEをできる!」というのを発売前からワクワクさせられるのが初めてなんですね。もうこれだけで楽しみですよ。

楽しみポイント:ムービー演出が本格的になってそう

「FE 覚醒」「FE if」からマイユニットが入ってきました。自分でキャラメイクができるというのはすごく良いんですが、名前まで自分で設定できるんですね。そうなると地味に困っていくのが「ストーリー等の演出で出てくるボイスで主人公を呼べない」という問題です。現状の技術じゃ「声優のサンプルボイスから自動的に好きなセリフを言わせる」というのは、(もしかしたら偏見かもしれないけど)ゲームに導入できるほどハイクオリティにはなっておらず実現できないんですよね。「覚醒」や「if」でも、ムービーは挿入的で主人公の名前が出ないように上手く誤魔化していた感があります。 ただ今回は主人公が先生という立ち位置で、大半のキャラクターは主人公の生徒なので、主人公がどんな名前でも「先生」呼びで対処できてしまうんですね。このアイデアを思いついたスタッフさんすげえよ。これでムービーをはじめとした声優による演出がしやすくなるだろうし、より演出面が凄いFEを楽しめるやろ!と期待が強いです。

楽しみポイント:思いっきり育成が楽しめる

個人的にFEの魅力って、「攻略の手応え」、それによってもたらされる「育成の重要さ、面白さ」、その作業によって「キャラに対する愛着を強く持ち、キャラにこだわりを持ってしまう」という部分だと思うんですね。最近キャラゲーだとかギャルゲーだとか言われてますけど、その根幹って育成が楽しいという部分があってこそじゃないかなぁと感じます。 それで、今作は主人公が先生で、ゲームの第1部が「士官学校パート」として生徒キャラを育成しながら戦っていくという遊びになっています。「キャラの個性を見抜いてどう育てれば良いだろう?」という育成の面白さをより際立たせる楽しそうなパートだととても楽しみです。

楽しみでもあり不安ポイント:2部構成のストーリー

今作は2部構成で、第1部は「士官学校パート」として3学級から1つ選んで生徒を鍛え、第2部になるとその3学級の所属してた国が戦争を始めて血みどろ戦闘になるだろうというのが紹介動画を見る限り予想できます。ボリュームとして結構長丁場でしょうし、「FE if」にあった「ストーリーコンセプトが面白そうだったのに章数合わせのためかストーリーが消化不良だった」というのは無さそうなんじゃない?と思います。納得できるところまでストーリーは書ききれるんじゃないかと思います。 ただ、紹介動画で「指導する学級によって異なる結末を迎えます」的な事を言ってたのは個人的に不安ポイントです。そのストーリーの持って行き方だと、指導しなかった学級のキャラは全滅endを迎えます感があるし、それは「if」でやったじゃん。せっかく学校が舞台だし、大団円を描いた方が今回は良いんじゃないかなぁという気がします。2部構成と聞いて期待してたのは「3学級どれを選んでも同じ結末に向かっているけど、学級によって見る視点が違ってそこを楽しむ」というものだったので。これは自分がなのは的なストーリーが好みというのもありますが。 なにはともあれ、どういうストーリーの結末を迎えるかはすごく楽しみです。

不安ポイント:初手で自分の好みの学級を選べるんだろうか?

先の不安ポイントにも関連しますが。「戦争ので加担したいと思う国」と「指導したいと思う学級」って一致するとは限らなくない?という疑問ですね。ゲームの構成的に戦争が勃発してない第1部の時点で戦争に加担する国を決めないといけないというのは酷だなぁと思います。まあ多くの人は発売前情報なんて見ないだろうし、そんな痛手はないでしょう。むしろその立場なら指導した学級に加担するというのは自然だと思います。 まあ自分は3周は絶対するので関係ないですが。1周目はクロードの学級とひとまず決めてます。

期待ポイント:クロードの「金鹿の学級」周り

「金鹿の学級」はレスター諸侯同盟出身の生徒で構成されていて、平民出身者が多いです。平民キャラと貴族キャラが混じっている部隊の方が、色々な面を見れて楽しそう、あとFEキャラで好みのキャラは割と平民キャラが多いというのもあるので、1周目はこの学級を選ぼうかなぁと思ってます。 級長でありメインキャラの1人であるクロードは、印象としては手段を選ばない邪道キャラみたいな面を持ちつつ、人懐っこさもある王道キャラの面も持つキャラで、彼の本質がストーリーでどう描かれるかはとても楽しみですね。ストーリーも邪道ながらも王道やろ!感があります。そういう話は自分はたいてい好きなはずです。

期待ポイント:エーデルガルトの「黒鷲の学級」周り

「黒鷲の学級」は大国アドラストア帝国出身の生徒で構成されているようです。身分の差が強く現れた学級になりそうな予感がしますね…… 級長のエーデルガルトは、しっかりと凛とした女性キャラ。ど真面目優等生、がすごい個人的にしっくりきます。ということはストーリーも王道的な感じなんでしょう。王道ストーリーはええぞ。 ……と思ってたんですが、FEのソシャゲ「FEH」で出てきたテキストだったり武器やスキルだったりを見るに、こやつ覇道志向を持ってそう。確かにFEで敵国として描かれがちな「大国」の皇女だし、持ち武器は最近のラスボスや宿敵キャラが好んで持つ「斧」(「覚醒」のヴァルハルトや「if」のガロン(人間形態)の持ち武器は斧でしたね)だし、なんならその「覚醒」のヴァルハルトは覇道を志して主人公と戦う敵キャラだし、2人のキャラデザのカラーリングの赤黒は被ってる感があります。いかん、エーデルガルトがラスボスに見えてきたよ……王道っぽい感じかと思ったけど意外とそうでもなさそう、という微妙な闇が見えるエーデルガルト周りの話はすごく楽しみポイントです。 あと、E3 2018のムービーでぼそっと出てきた「私は必ずここに戻ってくるわ」というセリフは恐らくエーデルガルトのセリフなんでしょうけど、これはいつ発せられた言葉なんでしょう?第1部か第2部かでこれだいぶ意味が変わってくるだろうし、楽しみ。E3 2018に出てきたボイスは恐らくエーデルガルトのものだけなので、これを後から見ると彼女について色々違った印象を受けるなぁ。

期待ポイント:ディミトリの「青獅子の学級」周り

「青獅子の学級」はファーガス神聖王国出身の生徒が集まってるそうです。この国は騎士の国なので、騎士道精神が生徒たちから見えてきそう。(騎士道精神って何かいまいちピンとは来ませんが……礼儀正しくて正々堂々?)あと級員のアネットちゃんは結構好みっぽそうなキャラですね。 級長のディミトリはいたって真面目そう。ただキャラ紹介のテキストでこっそり「明るさの中に微妙な陰りのようなものを感じさせる」というのが凄い不穏。 なんて思ってた矢先、E3 2019のムービーで第2部が公開された時に、突如キャラデザが変わって闇丸出しみたいな感じになっています。何が一体起きたんだ……個人的な予想としては、エーデルガルトの国に仕掛けられて祖国を潰されて復讐のために戦ってる、じゃないかなぁと思いますが。だとしたらE3 2019のエーデルガルトとディミトリが仲良さげに踊ってるムービーが意味わからんのよなぁ。そこらへんの恨みを悪の組織っぽい奴らに利用されてしまい、それをクロードに正される、らへんまでテキトーに予想しておきます。

期待ポイント:音楽が良曲揃いの予感

これはいつものFEって感じですが。FEの音楽でハズレを見た事がない…… 公式サイトで聞けるBGMだったり、ソシャゲFEで先行的に聴ける戦闘BGMだったりは凄く良曲。アクションゲームとかと違って静的なゲームだから大人しくはあるけれども、情景が伝わってきて盛り上がりもある(なんか矛盾してるけど矛盾してないと思う、実際にプレイして聞いてみて欲しい)曲がホントに好き。あと最近の傾向からこれをインタラクティブミュージックとしてしっかり流すだろうし(マップ画面では落ち着いたBGM、戦闘中はベース部分は同じだけどテンションが高めにアレンジされた曲にシームレスに切り替わる、という感じです)これすごく楽しみ。

不安ポイント:難易度が2つ

「FE if」までは難易度が「ノーマル」「ハード」「ルナティック」と3種類以上難易度がある作品が続いていたんですが、今回は「ノーマル」と「ハード」の2つ。「ハード」は手応えが十分にあるかはやってみないと分からないですが、FE慣れした人からすると攻略ステージがマンネリ化するかもしれないのはちょっと怖いですね。ただ育成重視というのもあって、無闇に難易度を上げても「レベルを上げて攻略すればok」みたいになるから超高難易度を用意しなくて良いということかも。 とりあえず1周目は無駄育成をせずにハードクラシックノーリセットで行ってみます。リセット欲に負けてリセットしてしまうかもですが。

楽しみポイント:取れる戦術はとても多そう

今作はキャラの育成の自由度が高そうですし、戦技があってマップでやれる事がとても多そう。なので色々な戦術取れそうですし、周回プレイを相当楽しめると期待してます。携帯機にもできるswitchなのもあって隙間時間でゲームを進めることもできるので、周回しやすいですし。

ホッとしたポイント:第3勢力にそれなりにキャラが居る

「FE if」、対立してる2国のどちらにつく?という感じのストーリーにした事で魅力のある敵を作っていました。ただ、問題の元凶の勢力がやっぱりあり、そこがうやむやになる「白夜」「暗夜」はストーリーの消化不良、そこと戦う「インビジブルキングダム」は物凄く敵に魅力がなくてストーリーが詰まらなかったという問題点がありました。 今回も味方になるかもしれないキャラと戦わせる事で敵に魅力を持たせるというやり方は踏襲しているけども、ちゃんと第3勢力(味方系も敵系勢力もある感じ)がいて描写もしっかり行いそうな雰囲気があるので安心ですね。ゲームシステムが足を引っ張ってストーリーが犠牲になるパターンは上手く回避できそうという期待は大きいです。 あと、味方勢力っぽいセイロス聖教会とセイロス騎士団、絶対裏切り者いそうだよなあ。一番怪しそうなのはイエリッツァさんでしょうか?仮面被ってんもん。主人公の親父さんとイベントで戦って親父さんを殺害しそうな雰囲気があるよなぁ。

とりあえずテキトーな語りはここまでにしときます。ここまで読んで下さりありがとうございました。 みんな風花雪月を買おうな!