まーぼうの書きたいことをたらたらと

研究したりゲームしたり作ったりの日記

ボードゲーム「7WONDERS」の紹介

とうとう8月で暑くなってきました。ラボは冷房効いてて涼しいので作業が捗るので作業場として最高ですね。

先週、高校同期とボードゲーム(とTRPG)を1日中して遊んでいたのですが、たまにやるとボードゲーム楽しいなってなります。久しぶりに遊んだ事だし、よく遊ぶボードゲームについて書こうかなと思います。「7WONDERS」というボードゲームです。日本語訳で「世界の7不思議」となります。なお、私はそこまでこのゲームが上手いわけではないので、良くて中級者の人からみた意見の1つとして読んでくださると嬉しいです。

「7WONDERS」ってどんなゲーム?

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ホビージャパンによるサイトがこちらとなります。

hobbyjapan.co.jp

簡単に説明すると(とはいってもボードゲームの説明って難しいので伝わる気がしませんが……)『世界の七不思議と呼ばれる7つの文明のうち1つを担当して、一番文明を発展させた人が勝ち』というドラフト式ボードゲームです。ドラフト式ボードゲームとは、他プレイヤーと手札を交換しながら自分の欲しいカードを選んで取っていく、というゲームのようです。良い感じに概要を説明している動画があったのでURLを貼っておきます。

www.youtube.com

その他細かいルールの日本語訳はこちらから。

http://rprod.com/uploads/file/7WONDERS_RULES_JP_COLOR.pdf

どんなところが面白い?

遊んでて感じたのは大きく分けて3点。

ルールが分かりやすくてとっつきやすい

ルール説明を外部サイトに丸投げしているのであまり信憑性は無いかもしれませんが……。

ただ、初めて遊んだ時にルールはスっと入ってきましたし、サークルの合宿でもボードゲームにしては結構簡単にルール説明できた気がしますし、割と分かりやすい部類のルールなんじゃないかなと思います。後は引きの良さがゲームの結果に響いたり、深読みで自滅したりするので、初心者でも意外に勝てたりするのも分かりやすさ・取っ付きやすさに繋がっているのかもしれません。実際経験者が自分だけだったサークルで遊んだ時は1勝たりともしてなかった気がします(自分が下手なだけな気もします)。

妨害要素が少なめだが重要

このゲームでできる妨害としては、「他プレイヤーに渡したくないカードを自分で使う」「戦争の能力を高める」「お金の貸し借り関係」の3つしかなく、戦争で打撃を与えても相手の点数が-3されるだけ(だいたい勝利に必要な点数が65~75点くらいなイメージなのでそこまで大きくない)なので直接相手を妨害するカードは殆どありません。そういう意味では妨害要素は少なめで、自分の得点を高める事に専念しやすく遊びやすいのです。

しかし、妨害を一切せず相手のしたい事をやりやすくしてしまっては負けてしまいます。一番簡単な妨害としては、相手の使いたいであろうカードを出す・または自分にとって利益のないカードであるなら七不思議の材料としてしまうという分かりやすい手があります。そのため相手のしたい事を如何にさせずに自分の利益を追求できるかが勝利の鍵となる時もあるでしょう。妨害要素に限らず、相手がどんな方法で得点を稼ごうとしているのかが分かれば、競合しづらい戦略を建てて実行することができる事を考えれば、相手の手を読むのはこのゲームで重要になってきて、ゲームとして深みが出ているのだと思います。

計画を立てて実行し成果の確認をするというサイクルを心地よく行える

このゲームでは、一番最初にプレイヤーが使う七不思議の文明がランダムで決まる所から始まるのですが、それぞれの文明には違った特徴があります(例.お金が手に入りやすい、戦争に強い、隣の人から資源を安く買える、純粋に得点源として強い)。そのため、自分の使う文明の得意な作戦を把握することで自分のプレイングの指針を決めやすくなります(計画を立てる)。そして実際にカードをドラフトしていく(計画を実行する)中で、資源が足りていてカードをしっかり建設できている・連鎖が続いている・程よく収入があり更に借りる資源はしっかり借りることができている・戦争に勝てている・いらないカードをやむを得ず建設するという事が起こらなかった、といった事が起こるため自分の立てた計画が上手く実行できているかがゲーム中でも確認できるというシステムになっています(成果を確認する)。

更に、自分の場にしかカードを出さないルールにより自分が出したカードがどれかはすぐに分かるので、成果の確認が容易に行うことができます。カルカソンヌカタンのように自分の行った手は場を見ただけではすぐに判断できないゲームとの違いです。比較的短時間(30min~1h)でゲームが終わる事もあり、PlanDoCheckのサイクルを素早く快適に行う事ができるのがこのゲームの中毒性の要因のように思いました。

記事は以上です。ここまで読んで下さりありがとうございました。