まーぼうの書きたいことをたらたらと

研究したりゲームしたり作ったりの日記

「魔法少女リリカルなのは」のアニメシリーズを観ました

お久しぶりです。まーぼうです。 週3のフルタイムバイトと全然進捗が得られん卒論研究で精神的にだいぶやられてきている気がします。卒業できるのかなぁ……

最近、アニメDVDを借りて観ていまして。というのも、バイトから帰ってくるのが21:30頃となっていて、それから何か作業する気も起こらず、でもぼーっとするのも時間が勿体無いという状況が起きているので何かしようと思ったのが始まりです。周りにアニメ好きが多いのも影響して「機会があったら観てみようかな?」という作品がそこそこあるので、良い機会と思って観ることにしました。

今回は、その第1弾として、毎年1回rogy合宿で宣伝を受けている「魔法少女リリカルなのは」シリーズを観てみることに。

どんなアニメ?

タイトルの通り、魔法少女系のアニメです……と言うと違和感がある気がします。ただ自分は今まで魔法少女アニメを見た事がないので、ここはやっぱりWikipedia先生に投げてしまうのが正解でしょう。

魔法少女リリカルなのはシリーズ - Wikipedia

やっぱりよくあるニチ朝の魔法少女系アニメと比べるとイレギュラーなんですね。

アニメシリーズは全部で5期あるようですが、レンタルショップには4期までしか置いてなかったので4期までを視聴。1,2期は劇場版リメイクされているので、それらも視聴しました。

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http://www.nanoha.com/archive5/disc.htmlより)

感想

できる限りネタバレをしないように努めていきたいですが……無理でした。

とにかくアツい展開!

特に1,2期の終盤がアツい展開だと感じました。

クリックしてストーリー構造の感想の詳細(ネタバレ注意)

どちらもストーリー的には「対立する考えを持った、強い意志・信念を持つ2勢力の戦い」というのが全体の大筋となっています。この戦いの最中に主人公勢力は和解しようと対話を試みるのですが、敵勢力が強い信念を持っているため成立しません。しかし、終盤に外部勢力が介入するのがきっかけでお互いの利害が一致したり意思疎通が成功したりして、最後の最大の困難を2勢力が協力して突破してエンディングに向かいます。

このようなストーリーを成立させるために、主人公側だけでなく、敵側の日常も多く描かれており、主人公・敵側問わずキャラクターが魅力的なものとなっています。また、完全な悪人が殆どおらず、どちらに精神的に介入したいか迷わせるようなストーリーの描き方をしているので、最後の協力シーンでの感動がより大きくなっている気がします。

総じてで言えば「行動が積み重なる事で理不尽を突破できた!」というような展開に感じました。

盛り上がる展開で流れる音楽や、迫力のあるバトル映像がこれらの展開を引き立てていて凄いと感じました。

3期、4期は、主人公の年齢が変わったり、主人公が変わったりした影響か、ストーリーの雰囲気が変わっています。こちらも面白いです。主要キャラクターの成長を重点的に描いている印象があります。

主人公側・敵側問わず魅力的なキャラクターが多い

どちらの側のキャラクターも細かく描写されるので、魅力的なキャラクターが多く存在しています。

クリックしてキャラクター描写の感想の詳細(ネタバレ注意)

特に1,2期は敵側キャラクターの日常パートがあるのでこの傾向は顕著です。3期は主人公側のキャラクターが多すぎて敵側の一部のキャラクターの描写が弱い、4期は敵が存在しないためこの傾向は弱めだと感じました。また、敵側の細かい描写を敢えて遅めに始める傾向があるので、最初は「なんだこの悪役」と感じてたキャラが「こいつ良いやつやんけ!」となる事が多いと思います。落差を使って上手く描写してるなぁと感じました。

各戦闘キャラクターの武器(インテリジェントデバイス)のボイスがカッコいい

このアニメはいわゆる「美少女アニメ」にも分類できます。そしてこの手の作品の特徴の「男性キャラクターが少ない」という傾向を見事に持ってしまっています。そのような環境の中で、主人公のセリフに対し、どちらかというと男性的な声質でインテリジェンデバイスが時たま外国語で反応します。

このアニメのカッコいい要素の1つにインテリジェントデバイスのカッコよさがあると思います。セリフやボイスがカッコいいというのもありますが、女性中心の環境に対するスパイスとして機能する事で、これらがより際立っているのだと思います。

けっこう雑ですが、今回の記事は以上です。早く公開が終了してしまった劇場版第3作目を観たいなあ…… ここまで読んで下さりありがとうございました。